礼拝メッセージ
2004年7月25日

「仕える人」
ルカの福音書10章25-37節

25-28節では、神を愛し、隣人を愛することが大切だと教えています。この教えはマタイの福音書22章、マルコの福音書12章にも出ていて、そこでは最も大切な戒めと教えています。今日の箇所では永遠の命を受けるには、これを行いなさいと言いました。聖書の中心メッセージは罪を認めて、イエス様を救い主として信じることによって永遠の命を受けることです。そのことを否定しているのではありません。この時点ではイエス様の福音が明らかにされていなかったので、一番大切な戒めを教えたのです。この戒めを守ることは、福音を信じることにつながるはずです

イエス様のたとえ話にはよく異常な人、異常な出来事が出てきます。そしてその異常な出来事が愛、憐れみ、恵みなど神様の性質を現わしています。今日のたとえ話では、強盗に襲われた人を助けたサマリヤ人が神様の性質を現わすための人物です。当時サマリヤ人はユダヤ人から軽蔑され、人種差別を受けている存在でした。旧約聖書の教育を充分に受けてきたであろう、祭司やレビびとではなく、人種差別を受けているサマリヤ人が危険な状態にいるユダヤ人を助けたのです。人は自分の仲間を大切にすることさえ時には難しいのに、敵対する存在のために自分を投げ出しました。神様はご自身のもとを離れていき、罪を重ねる者達のためにイエス様を送ってくれました。そして、イエス様はその人たちのために命をかけてくださったのです。

このような教えを聞くと、「そのような人間になりたい」と思うのですが、実際には自分がどうしたらいいのか分からないことが多くあります。何から始めるべきでしょうか。ここに基本的なことを三つ提示します。

  1. 神様の愛を体験してそこから学ぼう。イエス様の福音を信じて、日々その福音によって救われていること、神様の子として生かされていることを確認しよう。祈りと聖書から神様の言葉をいただくことによって。

  2. 先々週に学んだ「きよめ」と呼ばれるものを実行していく。

  3. まずは私のできることから。敵のために祈ってみる。自分の苦手な人、腹を立てている人のために祈ってみる。

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